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カテゴリー別アーカイブ: 溶接棒

万能な溶着。鍛冶屋の必須技術。「溶接棒」零れ話。中中編

アーク溶接

アーク溶接

 

【溶接時に被覆材はアークの高温によりガス化するので、溶接部はシールドされ大気中の窒素酸素が溶接部に混入するのを防止している。】『アーク溶接』『引用 ウィキペディア日本語版 フリー百科事典』https://ja.wikipedia.org/wiki/アーク溶接2019年5月3日 (金) 04:15

 

 

上記の役割を果たす為に、「万能な溶着。鍛冶屋の必須技術。「溶接棒」番外編。後前編」でも記述した通り、「被覆材」が湿気を含んでしまうと、酸素や窒素に対するシールドする力が格段に落ちてしまいます。

 

 

「軟鋼棒」は多少の湿気では、性能を極端に落とす事はありませんが、「熱や振動に強い溶接棒」では、そうはいきません。

 

 

極端な話、水にぬれた「溶接棒」は使用不可です。

 

 

次回に続きます\(^o^)/

現場で使用する際は、専用の入れ物(バケツ等で個別に)で保管や管理、運搬を行います(*´ω`*)

 

 

万能な溶着。鍛冶屋の必須技術。「溶接棒」零れ話。中前編

アーク溶接

アーク溶接

 

前回「万能な溶着。鍛冶屋の必須技術。「溶接棒」零れ話。中編」で出来る穴は、「ブローホール」と呼ばれます。

 

 

通称「ブロー」と呼んでいます。

 

 

【ブローホール(気泡が溶接金属内部にはいってしまう現象)】『被覆アーク溶接』『引用 ウィキペディア日本語版 フリー百科事典』https://ja.wikipedia.org/wiki/被覆アーク溶接2017年9月21日 (木) 01:48

 

 

次回に続きます\(^o^)/

直訳すると、「空気の穴」です。

まぁ~そのまんまですね(∩´∀`)∩

 

 

万能な溶着。鍛冶屋の必須技術。「溶接棒」零れ話。中編

アーク溶接

アーク溶接

 

「万能な溶着。鍛冶屋の必須技術。「溶接棒」零れ話。前後編」の状態が、何故起きるのか?

 

 

専門的な事や細かい事は省略して、物が燃える仕組みに答えがあります。

 

 

物が燃える場合には、大量の酸素が吸収されて、支燃物として燃焼を助長します。

 

 

「アーク溶接」時には、高温で熱せられた金属に、大量の空気が金属の中に溶け込みます。

 

 

そして、金属が冷え固まった時に、中に取り込まれた空気が外に出る為、穴だらけの状態になってしまうんです。

 

 

次回に続きます\(^o^)/

「被覆材」がある事で、空気中の酸素や窒素の吸収を抑えてくれます(*´ω`*)

 

 

万能な溶着。鍛冶屋の必須技術。「溶接棒」零れ話。前後編

アーク溶接

アーク溶接

 

前回「万能な溶着。鍛冶屋の必須技術。「溶接棒」零れ話。前中編」で、「被覆材」が重要だと、記述致しました。

 

 

何故重要なのか紹介していきます。

 

 

まず手始めに、「被覆材」が無い状態、つまり鋼の心線だけで「アーク溶接」をすると、どうなるか分かりますか?

 

 

答えは、鉄の塊がこびり付くだけです。

 

 

そして、興味深い事に穴だらけの状態になります。

 

 

とはいえ、鋼の心線だけで「アーク溶接」をした場合には、部材と引っ付いて離れなくなってしまい、溶接どころではありませんが(^▽^;)

 

 

次回は日曜日!!!

日曜のひと時、「あなた」に手話をお届け致します(*´ω`*)

 

 

万能な溶着。鍛冶屋の必須技術。「溶接棒」零れ話。前中編

溶接棒

溶接棒

 

「溶接棒」「被覆材」には、「フラックス」が使用されています。

 

 

【融剤(ゆうざい)は物質を融解しやすくするために添加される物質である。

フラックス (flux) ともいう。】『融剤』『引用 ウィキペディア日本語版 フリー百科事典』https://ja.wikipedia.org/wiki/融剤 2018年11月13日 (火) 04:09

 

 

全ての溶接では、「被覆材」もしくは大気から保護するガスが無ければ、溶接が成り立ちません。

 

 

次回に続きます\(^o^)/

溶接作業において、「被覆材」が最も重要な役割を担っています(^-^)