タングステン
「タングステン」の中に２%の「セリウム」が入っている物が、「２%酸化セリウム入りタングステン」です。
「セリウム入りタングステン」は、他の「タングステン」と比べて、先端の摩耗が少なく、溶接スタートもスムーズです。
全ての特徴を併せ持っているといえます。
もちろん特化している訳ではないので、材質に合わせて「タングステン」を選定する必要はあります。
ちなみに、写真の「タングステン」が上記に当たります。
「アメノウズメ。万能の溶着。鍛冶屋の習得技術。「タングステン」零れ話。後編」～今回までで既述した通り、「タングステン」にも種類があり、材質によっては向き不向きがあります。
特性に合わせた「タングステン」を選定して、使用しています。
次回は日曜日！！！
日曜のひと時、「あなた」に手話をお届け致します(*´ω｀*)
お楽しみに＼(^o^)／
タングステン
「タングステン」の中に２%の「トリウム」が入っている物が、「トリウム入りタングステン」です。
「純タングステン」と似通った特性を持っています。
「純タングステン」よりは、先端の摩耗が少なく、溶接スタートがスムーズなのが挙げられます。
次回に続きます＼(^o^)／
正式名称は、「２%酸化トリウム入りタングステン」となります(*´ω｀*)
タングステン
「タングステン」の中に２％の「ランタン」が入っている物が、「ランタン入りタングステン」です。
「ランタン入りタングステン」は、先端の消耗が少なく、長時間の溶接でも先端を維持する特徴があります。
その特徴から、ロボット等の自動溶接に向いています。
次回に続きます＼(^o^)／
正式名称は、「２%酸化ランタン入りタングステン」となります(*´ω｀*)
タングステン
前回「アメノウズメ。万能の溶着。鍛冶屋の習得技術。「タングステン」零れ話。中後編」で既述した通り、「タングステン」には種類があります。
まずは、「タングステン」だけで出来た物。
「純タングステン」と呼ばれています。
「純タングステン」は、溶接を開始した時に、先端が丸くなる性質があります。
その後は、丸くなった状態を維持する特徴があります。
その特徴から、「アルミ系」の溶接に向いています。
次回に続きます＼(^o^)／
母材の材質に合わせて、「タングステン」を選定する事は、とても重要です(*´ω｀*)
タングステン
一口に「タングステン」といっても、材質に合わせて種類があります。
とはいえ、別の金属が少量入っているかの違いでしかありません。
ですが、その小さな違いだけでも、「TIG溶接」を行う際には、とても重要です。
次回は、各々の特性を紹介致します＼(^o^)／
