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アメノウズメ。万能の溶着。鍛冶屋の習得技術。「TIG溶接機」零れ話。後中編

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TIG溶接機

TIG溶接機

 

 

始まりがあれば終わりがある様に、溶接を終わらせる、もしくは途中で止める時に、「クレーター電流」を使用します。

 

 

 

その前に、溶接における「クレーター」とは、溶接部の凹みを指します。

 

 

 

惑星や衛星等の表面にある「くぼみ」と同じで、名前の由来もそこから来ています。

 

 

 

惑星や衛星等の「クレーター」は、隕石の衝突か噴火によって出来たと考えられていますが、溶接の「クレーター」も原理は同じです。

 

 

 

溶接によって溶かされた母材もしくは溶加材が、溶接が終わり熱が無くなる事により、収縮し縮む事で「クレーター」が出来るからです。

 

 

 

次回に続きます\(^o^)/

 

溶接部の「クレーター」は、本来あってはならない物です。

 

「クレーター」を無くす為の「クレーター電流」と捉えてもらうと分かり易いかもしれませんね(*´ω`*)