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よく使います。鍛冶屋の道具シリーズ「ハンマー」

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ハンマー

今回は、数ある道具の中でも「ハンマーをご紹介します。

鍛冶屋(かじや)として色々と道工具を使用しますが、皆さんは「ハンマー」と聞いてどんな形を想像しますか?

もちろん見た方もいれば、使った方もいらっしゃると思います。

ここまで前振りが長いと、さぞや特殊な形の物を、せわしなく振り回しいるんだろうと思ってませんか?

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大きさはもちろん様々ありますが、形は写真の通りの物です。

そうなんです!!私達が普段から目にする物なんです。

なにも鍛冶屋だから、仕事で使うからと、特殊な事は一切ありません。

もちろん普段の生活をしていて、鉄を扱う事など、ほとんど無いと思います。

だからなのかは分かりませんが、よく誤解されるのが、普段の生活とは縁の無いもので、想像とはかけ離れた事だと思われがちです。

だからこそ私はその架け橋になりたい!!

皆さんに身近に感じて欲しいんです。

☆☆~~~~~~~~~~~~~~~~★★★~~~~~~~~~~~~~~~~~☆☆

閑話休題。

一口にハンマーと言っても実に様々な呼び名があります。

もちろん「ハンマー」はそうですよね。

後は、「トンカチ」「かなづち」とも呼びます。

そして「ケレンハンマー」「プラスチックハンマー」もあります。

ケレンハンマー」は主に「溶接」で使用します。

(溶接とは、簡単に言うと電気の力で鉄と鉄をくっつける便利な物です。「溶接」はブログ、またはコラムで取り上げる予定です。えっ?要らない?まぁまぁそんな事言わずに、見てやって下さい(≧▽≦))

プラスチックハンマー」はその名の通り、頭部がプラスチックで出来ています。

叩く対象は鉄なんですが、金属製の「ハンマー」だと、叩いた衝撃や角度によって傷が付いてしまうので、傷が付くのを嫌う物には、「プラスチックハンマー」を使います。

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変わった呼び方で、「玄翁(げんのう)」というのがあります。

大きな「ハンマー」の事です。

伝説の話ですが、『鳥羽天皇(とばてんのう)が寵愛した伝説の女性、

玉藻の前(たまものまえ)が鳥羽天皇を病に伏せらせた所に、

陰陽師の安倍晴明が玉藻の前の仕業と見抜き、真言を唱えたところ、

玉藻の前は変身を解かれ、九尾の狐になりました。』

『玉藻の前』『引用 ウィキペディア日本語版 フリー百科事典』。2018年6月4日(月)7:52 https://ja.wikipedia.org/wiki/玉藻前

なんと玉藻の前の正体は九尾の狐だったんですね(@_@;)

逃げた九尾の狐でしたが、討伐隊によって倒れました。

倒れた九尾の狐は巨大な毒石に変化して、

近づく人や動物たちの命を奪うようになったのです。(なんて事を( ゚Д゚))

その石が「殺生石」と呼ばれています。

その石を玄翁心昭(げんのうしんしょう)あるいは、玄翁和尚が殺生石の魂を鎮める為、

引導を授ける法事を始めると、石が真っ二つに割れました。

そこから大きな「ハンマー」の事を「玄翁」と呼ぶようになりました。

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トリビアがやたら長くなってしまいました(^▽^;)

いかがでしたか?

なんだかんだと御託を並べましたが、ただ伝えたいことは、

鍛冶屋しいては、建設業や製造業等は、皆さんの身近なものだと言う事です。

それぞれに抱いているイメージがあると思いますが、建設業や製造業って、こういう事だと少しでも解って頂ければ幸いです(*^-^*)

(‘◇’)ゞ(*^-^*)(^▽^;)(>_<)(/ω\)(≧▽≦)( *´艸`)( ^)o(^ )(*´ω`*)ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

次回は、皆さんも普段使う?物を紹介します。

お楽しみに\(^o^)/してくれていますか?(;_;)/~~~