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万能な溶着。鍛冶屋の必須技術。「アーク溶接」零れ話。前前編

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チドリ

チドリ 簡略図

 

前回「万能な溶着。鍛冶屋の必須技術。「アーク溶接」零れ話。前編」の部材が歪んでしまう対策としては、熱が集中しない様に、「チドリ」で溶接を行います。

 

 

察しの通り「千鳥足」「チドリ」です。

 

 

例えば、写真のような長方形の部材があるとします。

(えっ!見えない?「あなた」はだんだん見えてくる~(@_@))

 

 

最初に角をのように「対角」で溶接します。

 

 

その後に、で最後に溶接した部位から最も遠い部位のをまた「対角」で溶接します。

 

 

次いで、「対角」で溶接していきます。

 

 

そして、「対角」で溶接して、を溶接したら完成です。

 

 

「熱膨張」の後の「収縮」は、防ぎようがありません。

 

 

ですが、上記のような方法を行えば、「収縮」を最小限に抑える事が出来ます。

 

 

次回は日曜日!!!ですよ~(≧▽≦)

えぇ~そうです(*´ω`*)恒例のアレ致します( *´艸`)